【保育】あぶくたった【わらべうたあそび】

おままごとと鬼ごっこが合体したような、有名な伝承遊びです！
長年遊び継がれてきただけあって、子どもたちが夢中になる要素がいっぱい詰まっています！
歌詞の意味には諸説ありますが、煮て食べた物が、みんなが寝静まった夜におばけになって出てくる、というのが大まかなストーリーのようです。

★ここが楽しい！★
・おままごとのようなストーリー性！
・ホラー映画のようなサスペンス性！
・いつオバケが出てくるかわからないドキドキ感！
みんなで言葉のやりとりをしながら演じる一体感！

★遊び方★
➀オバケ役を決めて、みんなで手をつないで囲む。オバケ役は顔を伏せてしゃがむ。
➁うたを歌いながら回り、「むしゃむしゃむしゃ」とオバケ役を食べるマネをする。
➂「まだ煮えない」なら➁を繰り返す。「もう煮えた」なら、歌の続きを歌う。
➃みんなが寝たら、オバケ役は「トントントン」と音を立てる。みんなは「何の音？」と尋ねる。
➄「風の音」など、オバケ以外の音ならば、「あ～よかった」と言って➃を繰り返す。
➅「オバケの音！」と言ったら鬼ごっこスタート！つかまった人が次のオバケ役になる。

★歌詞★

あわぶくたった　煮え立った
煮えたかどうだか食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ
まだ煮えない　※始めから繰り返し　or　もう煮えた

戸棚にしまって　鍵をかけて　ガチャガチャガチャ
おふろに入って　ゴシゴシゴシ
電気を消して　布団に入って寝ましょ

※煮えた後は、歯磨きをしたり、お風呂に入ったりと歌詞に様々なパターンがありますが、最終的に寝るのは共通のようです。

★あそびのポイント★
・大人のサポートがあれば、オバケ役が複数いても成り立ちます。
・歌詞には様々なパターンがあるので、子どもと相談しながら遊びやすい長さや覚えやすい歌詞で遊ぶのがいいですね。
・みんなオバケ役がやりたい場合は順番にやることになると思いますが、必ずいるのが、オバケ役をやって満足した後に「や～めた！」と離れようとする子！（笑）無理強いはできませんが、人数が多いほど楽しい遊びなので、まだオバケ役をやっていない子の気持ちを考えて最後まで楽しく参加できるように促してあげるといいかもしれませんね。

★参考動画★

記事公開日：2017年12月29日