室内あそびの大定番!ハンカチやタオルさえあれば、誰でも簡単に楽しめる「ハンカチおとし」の詳しい遊び方を解説します。
遊ぶ際のコツや注意点もまとめました!
★ハンカチ落としのここが楽しい!★
・いつ自分に落とされるかわからないドキドキ感!
・お友だちにバレないようにこっそり落とすワクワク感!
・いつまでも遊べるエンドレス感!(笑)
★遊び方★
➀鬼を一人決める。鬼以外の子は輪になって内側を向いて座る。(子は膝を抱えて、下を向く場合もあります。)
➁鬼はハンカチを持って、子の輪の回りを時計回りにまわる。
➂鬼は気付かれないように、子の後ろにハンカチを落とし、輪を一周する。(※この時、子は振り返ってはいけません。)
➃子は、鬼が通った後に、後ろを手で探って、ハンカチがあるかを確認する。
➄ハンカチがあった場合は、ハンカチを拾い、鬼を追いかけてタッチする。鬼は追いかけて来た子から逃げる。
➅鬼は輪の周りを一周して、子が座っていた場所へ座る事が出来たらセーフ!鬼を交代する。
※座る前に子にタッチされてしまった場合は、もう一度鬼を続けます。
※ハンカチを落とされた事に気付かず、輪の周りを一周した鬼に、肩を叩かれた子も鬼になります。
➁~➅を繰り返して遊びます。
★あそびのポイント★
・「後ろを振り返らない」などのルールを大体守れるようになる4歳児くらいから遊べます。
・走る遊びなので、広めの部屋やホールなど十分にスペースがある場所で遊びましょう。
・ハンカチに鈴をつけるのもオススメです。落ちた時に音が鳴るので、より遊びやすくなります。
・輪を小さくしすぎると、曲がり切れずに転んでしまうので、人数に応じて走りやすい大きさまで広がって輪になりましょう。あらかじめラインテープなどがあるとわかりやすいかもしれませんね。またフローリング等で遊ぶ際は、靴下は滑りやすいので脱いだ方が良いです。
・始める前に必ず約束しておきたいのが、「走っている人の邪魔をしないこと」!あそびが盛り上がってくると、テンションが上がって走っている人に触れようとしたり、後ろにひっくり返ったりする子どもも出てきます。とても危険なことを伝えて、やらないように事前にみんなで確認しておきましょう。
・また、ハンカチ落としをしていると必ず起きるのが、「ぼく、まだ一回もやってない!(泣)」「◯◯くんばっかり選ばないで!(怒)」というトラブル(笑)。人数が多いと必然的に座っている時間が長くなる遊びなので、なかなかハンカチを落としてもらえない子がつまらなくなるのも当然です。かといって、「Aくんに落としてあげて」と指示を出すのも、鬼が好きな子を選ぶ楽しみを奪ってしまいます。
そんな時は、「Aくん、まだ一回もハンカチ落としてもらってないから悲しい気持ちなんだね。もう少しだけ待ってみようか。」とAくんの気持ちを受け止めながらみんなで状況を共有できるようにしましょう。すると大抵、Aくんの気持ちに気付いてハンカチを落としてあげる子が現れるので、その優しさをたくさん褒めてあげる、という対応がおススメです。
・明確な勝ち負けはなく、いつまでも遊べるのがハンカチ落としのいいところ。目安の終了時間を決めつつも、子どもの様子に合わせて時間を調節してあげてくださいね。
★追加ルール★
・鬼が一周するまでハンカチを落とされた事に気付かず、鬼に肩を叩かれた子は、輪の真ん中に座ります。その場所を「お便所」といい、「お便所」に入った子は、次にそういった子が現れるまでゲームに参加できない、というものです。
「友だちに教えない」「落としてないフリをする」などの高度な駆け引きができる小学生ぐらいなら盛り上がるルールですが、幼児が遊ぶ場合はシンプルにするために省略してもいいかもしれませんね。
★参考動画★