楽しげな音楽に合わせて橋をくぐっていく、誰とでも遊べる集団遊びです!よく似た遊びに日本のわらべ歌遊び「とおりゃんせ」があります。
「ロンドン橋落ちた」は有名な手遊び「あたま かた ひざ ポン」の原曲ですね。
★ここが楽しい!★
・橋をくぐっていくワクワク感!
・歌の終わりが近づいてくるドキドキ感!
・お友だちとたくさん触れ合える!
★遊び方★(最低5人くらいは必要です)
➀鬼を2人決め、それ以外は子になる。鬼は両手でアーチを作って子がくぐれるようにする。
➁みんなでロンドン橋落ちた」のうた(歌詞は下の方に記述)を歌いながら、子は時計周りに鬼のアーチをくぐっていく。
➂歌い終わりで鬼は両手の輪を広げながら下げ、通ろうとしていた子を捕まえる。捕まった子は鬼と交代する。
➃繰り返して遊ぶ。
★あそびのポイント★
・4~5歳児なら子どもだけで、3歳児でも大人が一緒なら十分遊ぶことができます。もちろん、異年齢でも遊べます!さらにこの遊びは海外でもなじみが深く、海外の方と一緒に過ごす際にも遊べちゃいます!
初めて遊ぶ場合は大人が橋役になって遊び方の見本を見せましょう。
・歌を覚えるまでは、大人が一緒に歌ってあげましょう。
・3歳児くらいだとたまに、捕まることをとても怖がる子もいます。歌をゆっくりと明るい調子で歌って、捕まえる際もゆっくり手を降ろし、捕まえた後はスキンシップを楽しむ、というようにあそびを進めていくと、すんなりと楽しさに気が付くことができます。
・子はゆっくりと歩いて橋をくぐるように約束しましょう。どうしても勢いよく走ったり、途中で止まったりしてしまう子がいる場合は、子はみんな手をつないで進む、という遊び方もできます。
・人数が多い場合は、動画のように橋を複数作るのも楽しいですね。大人数での親子レクとして楽しむのもオススメです。
・「ピクッ!」と腕を下すフェイントを入れるのも盛り上がります!(笑)ただし、次に橋役になった子どもが必ず真似をするので、あまりフェイントが激しくなりすぎないように配慮しましょう。
・大人が橋役をする場合、一度に複数を捕まえるともみくちゃになって面白いです。無理に抑えて怪我をしないようにしましょう。
★アレンジルール★
橋役を交代ではなくどんどん増やしていく遊び方も盛り上がりますよ。
他にも、子どもが輪にならずに、複数の橋をどこからでもくぐって良いという遊び方もあります。
この場合はピアノに合わせて突然橋が落ちるようにして、いつ落ちるかわからないドキドキ感を味わえるようにしましょう。
一見、子ども同士でぶつかってしまいそうにも見えますが、「ぶつからないように歩く」という練習にもなります。
歌の終わりを意識しながら周りを見る注意力や、他人の動きを予測する力が身に付きますよ。
走らずに歩く、ということだけしっかり約束したいですね。
★歌詞★
「日本語バージョン」
ロンドン橋が 落ちた
落ちた 落ちた
ロンドン橋が 落ちた
さあ どうしましょう
「英語バージョン」
London Bridge is falling down ,
falling down, falling down.
London Bridge is falling down ,
My fair lady.
ロンドン橋が壊れたから、色々な材料で新しい橋を造ろうとする歌で、時代や場所などによって何通りかの歌詞が存在します。
本来は日本語、英語バージョンそれぞれに10番くらいまであるのですが、遊ぶ際は1番の繰り返しで大丈夫なのでここでは割愛します。
★参考動画★