【保育】アルプス一万尺【ちょっと難しいふれあい遊び】

お友だちと夢中になって練習しちゃう、有名な歌あそびです！

年長さんぐらいになると、ちょっと難しいあそびのほうが楽しんでくれますよね。初めて遊ぶときはは大人と一緒にゆっくり練習してみましょう！

「こやりって何？」「アルペン踊りってどんな踊り？」と、なかなか謎の多い歌詞なので、この歌の意味や由来も調べてみましたよ。

まず、この歌の原曲はアメリカ民謡の「Yankee Doodle」で 、日本語詞の作詞者は不詳だそうです。
１尺は約３０．３センチなので、１万尺は約３０３０メートルになります。
これはヨーロッパのアルプス山脈ではなく、３０００メートル級の山が連なる日本アルプスの高さと同じです。
つまりこの歌は日本アルプスを歌ったものだそうです。

そして子どもの頃、誰もが不思議に思う「こやり」という単語。これは、北アルプス槍ヶ岳の山頂付近にある岩のことみたいです。
槍ヶ岳の頂上は「大槍（おおやり）」、その次のピークを「小槍（こやり）」というんですね。
小槍はロッククライミングの技術がなければ登れないような険しい場所なので、実際に踊るのはかなり危険とのこと（笑）

「アルペン踊り」という踊りも実際には存在しないそうなので、由来としては登山家の間での面白ソングといったものだそうですよ。（ちなみに２９番まであるそうです！）

これで子どもたちに歌詞の意味を聞かれても安心ですね！

ちなみにこのあそびの進化系として、「アルプス三万尺」、「アルプス五万尺」なんかもあるみたいですよ！
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記事公開日：2018年3月3日