いつでもどこでも楽しめて、時間調節も自由自在！覚えておくととっても役に立つお話あそびです！

★ここが楽しい！★
・急に神妙になる雰囲気！
・何が起きるかわからないドキドキ感！
・予測できないタイミングで突然やって来るオチ！

★遊び方★
以下、実際に演じる際のセリフそのままに記述していきます。

（子どもたちが十数人集まってワイワイしている）

「あ！そういえばさ、こんな話があるんだけど・・・」
「くら～いくらい森があってさ」

（子どもたちが「なんだろう」と興味を示す）

「くら～いくらい森の中に、くら～いくらい道があって・・・」
「頭の中で思い浮かべてね。」
「くら～いくらい道を歩いていくと・・・くら～いくらい家があって」

（だんだん静かなトーンに）

「くら～いくらい家には、このくらいのドアがあって」

（このあたりから、子どもたちは息をのんでじっと聞いてくれます。）

「ドアを開けると・・・くら～いくらい玄関がって・・・」
「誰かいますか～？って聞いてみても・・・シーンとしていて・・・」
「電気のスイッチをパチッと押しても・・・明かりは点かなくて・・・」

「くら～いくらい玄関の先には・・・くら～いくらい廊下があって・・・」
「くら～いくらい廊下を進むと・・・くら～いくらい部屋があって・・・」
「くら～いくらい部屋の真ん中には・・・大きなテーブルがあって・・・」

「大きなテーブルの上には・・・このくらいの箱があって・・・」
「箱を開けてみると、中にはこのくらいの袋が入っていて・・・」
「その袋の紐をほどいて開けてみると、中から」

「おばけ！！！」

（両手をバッと上げる！）

子どもたちは「ビクッ！！！」とした後、「ビックリしたぁ～～！！（笑）」と大盛り上がり！初回はみんな驚いてくれますよ（笑）

★あそびのポイント★

・このお話あそびのいいところは、ストーリーやオチが特に決まっていないところです。そのためコツさえつかめばバリエーションがいくつも作れて、無限に遊べます。

例えば、森の中に車が停めてあって、カギはかかっていなくて、エンジンは動かなくて、ダッシュボードを開けると「おばけ！」
など、本当にどうにでもできるので、自由な発想でいろいろな展開を考えてみてください。

・また、時間調節が思いのままなのもポイント。「おばけ！」はどこで出てきてもOKなので、時間に合わせてオチを持ってくることができますよ。

・無条件に「おばけ」が怖い子もいますよね。そんな子がいる場合は、オチの一言をアレンジしましょう。
「おかし！」「ねこ！」「バナナ！」などと言い替えるだけで、驚く楽しさはそのままに、全く怖くないお話になりますよ（笑）

記事公開日：2019年4月15日