みんなで力を合わせてボールを空高く打ち上げる、パラバルーンの大技です!
普段の保育で遊ぶ際にもすごく盛り上がりますし、運動会での演技ではフィニッシュの決め技にもなりますよ!
中央にボールを乗せて、輪になってパラバルーンを持ちます。
みんなで息を揃えてパラバルーンを上に持ち上げ、一斉に、思いっきり地面まで下げる!
すると、中央のボールがパラバルーンに打ち上げられて、真上にポーン!と飛んでいきます。それぞれが作った波が、真ん中でぶつかるイメージですね。うまく力が加われば体育館の天井に届くくらい打ち上がるので、子どもたちも大興奮ですよ!
この「花火」はパラバルーンの中でもかなりカッコイイ&楽しい大技なのですが、上手に高く打ち上げるのは結構難しく、コツや練習が必要です。またボール選びも重要なポイントになってきます。
そこで今回は、「花火」を大成功させるための重要ポイントを徹底解説したいと思います!
まずはボールを高く打ち上げるコツについて。下の図は、ボールとパラバルーンを横から見た図です。
最も重要なのは、ボールが常にパラバルーンの中心にあることです。ボールが少しでも中心からずれていると、斜めに飛んで行ってしまったり、全く飛ばなかったりします。
ボールを中心に保つために、全員がパラバルーンを上げ下げするタイミングをしっかり揃えましょう。またパラバルーンをピンと張りすぎるとボールが転がりやすくなるので、ボールの重みで少しパラバルーンがたゆむくらいがいいかもしれません。
もう一つ重要なのは、バルーンを上まで持ち上げたら、そこで止まらずにすぐに地面まで下げること。持ち上げた状態で止まると、バルーンが上へ向かっていく勢いが抜けて、ボールを打ち出す力が弱くなってしまいます。「一気に上げて一気に下げる」という動きを意識しましょう。
とはいえ、全員が一斉にバルーンを上げて、すぐに下げる、というのは5歳児でもかなり難しい動作です。
タイミングを合わせやすい合図や掛け声を決めて、みんなで唱えながらバルーンを動かすのがオススメですよ。
次は、打ち上げるボールの選び方についてです!
パラバルーンで打ち上げるボールの主な選択肢は次の3つ!
・柔らかく大きめのボールを1つ使うパターン
・ボールプールなどで使うカラーボールをたくさん使うパターン
・お手玉をたくさん使うパターン
それぞれ解説していきます。
まずは柔らかく大きめのボールを1つ使うパターン。
大きいので、運動会の演技などで披露する場合に遠くの保護者からも良く見えます。
気を付けたいのは、重すぎたり軽すぎたりすると高く飛ばない点です。上でも書きましたが、バレーボールくらいの重さがちょうどいいかも。子どもたちと練習しながらちょうどいいボールを探してください。
次にボールプールなどで使うカラーボールをたくさん使うパターン。
カラフルでとってもキレイ!ボールを複数使うことでどれか一つは上手く飛んでくれて失敗しにくいのもメリットです。
デメリットは、軽いので高く打ちあがりにくい点と、打ち上げた後に散らばり回収が面倒な点です。(笑)
最後に、お手玉をたくさん使うパターン。
カラーボールと同じように、複数打ち上げることでどれか一つは上手く飛んでくれて失敗しにくいです。また、適度な重さがあってすごくよく飛び、ボトッ!と落ちて転がらないのでカラーボールのように散らばりません。
デメリットは、小さくて色が地味なものが多いので、見栄えはイマイチという点です。
以上を踏まえて、こどもっとがオススメする、パラバルーンの花火に最も適した方法は・・・・・
「お手玉をキラキラテープで装飾する」です!
お手玉をメタリックなテープでグルグル巻き、ピラピラなびく尻尾もつけます。これで、お手玉の唯一の欠点である地味さをカバー!(笑)うまく打ち上れば本物の花火のように尾を引いてキラキラ落ちてきて、とってもキレイですよ!
とはいえ、子どもの人数や年齢、パラバルーンの大きさや場所によって最適な方法は様々だと思います。子どもたちと一緒に試行錯誤しながら、楽しく花火を打ち上げられるといいですね。
最後に、「花火」を思いっきり高く打ち上げている、お手本動画を探してみたのでご紹介します。下のリンクからぜひご覧ください。
【パラバルーン】ケツメイシ『友よ〜この先もずっと』【5歳児】技の数が半端じゃない!!
他にもこんな方法がオススメ!という情報がありましたら、ぜひメール等にてお知らせください。