運動遊びの大定番!鬼ごっこ!
でも、「鬼になるのはイヤだ!」という気持ちから、鬼ごっこに参加しなかったり、ズルをしてしまう子もけっこういますよね。
そんな時にオススメなのが「増え鬼」!
ルールが簡単で、鬼になっても楽しい、幼児が遊びやすい鬼ごっこです。
★ここが楽しい!★
・どんどん鬼が増えていくスリル!
・鬼になって仲間を増やしたり、作戦会議をする面白さ!
・力を合わせて、足が速い子を捕まえた時の達成感!
★遊び方★
①遊ぶ前に、行ってもいい範囲と基本的なルールを確認する。
・「タイム」や「バリア」などでタッチから逃れるのは禁止。
・遊具や木には登らない。
・鬼になったからといって途中でやめない。
など、必要に応じてルールを決めていく。
②鬼を一人決める。(帽子を裏返すなど、鬼だとわかる工夫をする。)
③鬼は10数える。その間にほかの人は逃げる。
④鬼にタッチされたらその人も鬼になる。鬼は交代しないため、どんどん鬼が増えていく。(この時、鬼になったらきちんと帽子を裏返してからタッチするルールにすると良い。)
⑤全員が鬼になったら終了。それぞれの頑張りを褒めあいましょう。
★あそびのポイント★
・鬼になっても、どんどん味方を味方を増やしていけるというのが増え鬼の一番のポイントです。鬼になることにネガティブなイメージをもっている子がいる場合は、大人も一緒に遊びながら鬼になり、鬼の楽しさを伝えていけるようにしましょう。その際にオススメなのが「作戦会議」をすること。誰から捕まえるか、どうやって追い込むか、鬼だけが集まってひそひそ話していると、なんだか鬼もやってみたい!という気持ちになりますよ。
また、タッチされて悔しそうな子にはその悔しさに共感しながら、「みんな、〇〇くんが仲間になったよ!」とか「大変だ!速い〇〇くんまで鬼になっちゃった!」などと声をかけると、「鬼も頑張ろう!」という意欲につなげることができますよ。
・最後は全員が捕まって終わりなので、必ず鬼の勝利のような雰囲気になりますが、最後の2~3人になるまで逃げ続けた子どもたちの頑張りもしっかりと褒めてあげましょう。
・速い子を後回しにしたり、はさみうちなどのチームプレーが少しづつできるようになってくるのは、だいたい5歳くらいからです。大人目線で見ているとかなりもどかしい場面がありますが(笑)、あまり熱心に指導しすぎず、子どもたちが楽しむことを優先しましょう。一緒に遊びながら、鬼がなかなか捕まえられない時に、コツや作戦を伝えてあげるくらいがいいかもしれません。
・シンプルなルールで鬼になっても楽しいので、3歳児くらいから遊べます。また、戦略性や逃げる楽しさもあるので、5歳児でも盛り上がりますよ。もちろん異年齢でも遊べます。