【絵本】ラーメンのかわ【食べたくなること間違いなし！】

ラーメンのかわ　　赤川　明

【どんなおはなし？】

船に乗って、ラーメンが流れている川を下っていくおはなし。

【おすすめポイント】※ネタバレあり

主人公の男の子は、船に乗って川を下っていきます。その川に流れているのはなんとラーメン！麺だけでなく、巨大なナルトやチャーシューなどの具、さらには容器に入ったままのカップラーメンも流れています。当然川岸にはたくさんの人が集まり、自由に麺をすすったり、エビなどの具を一本釣りしたり・・・。人だけでなく動物や魚、カッパまで出てきて、みんな夢中でラーメンをすすります。作者の赤川さんの描くラーメンがこれまたとても美味しそうで、子どもたちはもちろん読んでいる大人までラーメンが食べたくなること間違いなしです！（笑）

この絵本はオチも素敵！ラーメンの川なので、下って行った先にはもちろんラーメンの海が広がっています！水平線の彼方まで、見渡す限りのラーメン！ラーメン！ラーメン！　そこではクジラもおいしそうにラーメンを食べているのでした♪

【読む時のポイント】

この絵本は間違いなくお腹が空くので、ぜひ昼ご飯の前に読んであげましょう。給食がラーメンだったりするとなおグッドです。（笑）

「こんな川があったらどうしよう・・・！？」と夢や想像が広がるような表現を心掛けたいですね。

なお、この絵本ではラーメンの具や味に対して「でかい」や「うまい」といった言葉も遣われています。気になる方は「大きい」「おいしい」などの言葉に言い替えて読むと良いかもしれませんね。